答えは現場にある!

コンサル業務日報

本日は、午前中はクライアントと人事制度設計に関する打合せ、午後からは社内打合せとゆっくり目な一日でした。

クライアントとの打合せは、経営陣との事前打合せ、社員を交えたプロジェクト、経営者との事後打合せと3部構成で進めていきました。目標設定をするテーマを検討する段階にきており、どのような方向で検討を進めていくのかを事前会議で検討しました。
経営陣は現場のスタッフから意見が出るのか不安に思われていましたが、実際にスタッフを交えたプロジェクトではどんどん意見が出され、とても有意義な打合せとなりました。

答えは現場(スタッフ)にある!

コンサル業界に転職した頃は20代と若く、親世代の経営陣や管理者に対してコンサルティングをしていく難しさを痛感していました。
そこで、出会ったのがコーチングです。
当時、コーチング手法が紹介され始めたころでしたが、多くの書籍を読みました。
その中で共感した言葉が「答えはその人の中にある」です。

人が抱えている問題の答えは、その人の中にあって、その答えを気づかせる、正しいと共鳴し、行動にうつさせる。その手助けをする手法がコーチングといった内容だったように記憶しています(間違っていたらすみません。自己解釈が強めかもしれません)

この言葉と出会ってから、コンサル手法も変化し、まずは相手の話を聞くこと、理解することに重きを置くようになりました。

課題はなにか?
どうしたいのか?
そこでの阻害要因は?
その中でもできることは何か?
できることを実行するために必要なものはなにか?

そうした会話を、肯定的かつ未来志向で拡散と集約を繰り返しながら進めていくと、答えを出してくれます。
答えがでれば、あとは実行するための仕組みづくりやルール設定、体制づくりです。

経営者の皆さんには、ぜひ現場スタッフを信じてほしいです。
何も考えていないスタッフはいないはずです。
必ず、みんな思うところはあり、それを表に出さない、気づいていないだけです。

目で見て、聞いて、感じる

とても大切な感覚です。


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投稿者プロフィール

猪基史
猪基史
アパレル会社勤務後、2000年、中小企業診断士資格取得と同時にコンサルタント会社に転職。営業(販促)支援、個別対応型管理者育成、業績管理制度構築・運用といった現場実戦型コンサルティングを中心に中小企業の支援を行う。その活動の中、経営者の方針=想いを実現させるためには従業員がやりがいを持って働ける環境を整備することが不可欠であると痛感し、会社と社員が共存共栄の関係を築ける「人事制度改革」に特化した中小企業支援を自らの専門領域として確立する。