会社を守るルールを作ろう!

コンサル業務日報

本日は、人事制度を設計し、運用支援を行っているクライアント先にて就業規則等の見なおし検討会に参加してきました。退職者から未払い賃金に関する申し立てがあったとのことで、賃金規程の見なおしはもちろん、時間管理に関するルールの整備等、多岐にわたる内容が対象となりました。

一昨年頃から、働き方改革で求められる「長時間労働対策」への対応として、時間管理に関するコンサルティング依頼が増えています。

時間管理のポイントは
・管理ツールを導入する
・管理ルールを明文化する
・経過管理の体制を整備する

といった感じになるかと思います。

まずは、リアルタイムに時間管理ができるツールを導入すること。
そして、時間外労働や休日出勤等に関する申請、承認ルールを明文化すること。ここで大切なことは文章にまとめて、周知することです。
最後は、労働時間がどのような推移となっているのかを管理する仕組み(日々、週次、月次の区分で管理部門や管理責任者等)を整えること。

時間管理は業務管理です。

労働時間の見なおしは業務の見なおしであり、労働時間の短縮は業務生産性の向上となります。
時間管理をしていない(社員が好きに残業したり、休出している)状態は業務管理ができていないのと同じことです。
しっかりと時間管理をし、業務の効率化、生産性の向上を図りましょう!


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経営環境が不透明かつ変化スピードが加速化している状況下において、企業経営の成果を左右する要因(資源)は人です。 現場の最前線で働く社員が意欲的に仕事へ取組むことのできる多様な人事施策を整備し、運用する。これからの企業経営において大変重要な成功要因です。

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投稿者プロフィール

猪基史
猪基史
アパレル会社勤務後、2000年、中小企業診断士資格取得と同時にコンサルタント会社に転職。営業(販促)支援、個別対応型管理者育成、業績管理制度構築・運用といった現場実戦型コンサルティングを中心に中小企業の支援を行う。その活動の中、経営者の方針=想いを実現させるためには従業員がやりがいを持って働ける環境を整備することが不可欠であると痛感し、会社と社員が共存共栄の関係を築ける「人事制度改革」に特化した中小企業支援を自らの専門領域として確立する。