職務給制度とは?職能給との違いやメリット・デメリットについて

職務給制度とは?職能給との違いやメリット・デメリットについて

賃金制度には、職務給や職能給などの種類があります。名前が似ているため混同されやすいですが、その意味は全く異なります。そこで今回は「職務給制度と職能給との違いやメリット・デメリット」についてまとめました。

職務給制度とは

職務給制度とは、アメリカで主流となっている成果主義の賃金制度です。具体的には、業務の種類やその責任度合い、また業務に対する成果に基づいて賃金が決定します。職務の内容のみで賃金が決定するため、年齢や勤続年数に関わらず賃金が処遇されます。

職能給との違い

職能給とは

職能給とは、日本で主流であった年功序列の考えに沿った賃金制度のことです。社員の職務遂行能力を賃金に反映する制度です。具体的には、職務に対する知識や技能、経験、資格や職務に対する取り組み姿勢、リーダーシップなどに基づいて賃金を決定します。職務遂行能力は、勤続年数が長く経験が豊富な人ほど高いと考えられるので、年功序列の考えになります。

職能給との違い

評価の対象

職務給は成果や成果に至るまでのプロセスなどの「仕事」を評価するのに対して、職能給は社員の職務に対する姿勢や知識などの「人」を評価します。

賃金配分

職務給は成果を数値化し客観的な判断で賃金の配分が行われます。一方、職能給は勤務態度や社員の能力という数値化できないものを基準にするため、賃金配分に主観的な要素が含まれます。

職務給のメリット

職能給は、仕事の成果を基準に賃金が決定すします。社員は成果に見合った報酬を受けることができるため、モチベーションアップに繋がります。また、勤続年数に関係なく成果を上げれば賃金も上がるため、採用活動においてもアピールをすれば若い優秀な人材が集まりやすくなります。

職務給のデメリット

職務給では、職能給以上に社員一人一人を細かく評価する必要があるため、評価にかかる負担が増えます。また、勤続年数が長くなっても賃金が上がることがないため、離職率が高くなり社員は流動的になりやすいです。

まとめ

このページでは「職務給制度と職能給との違いやメリット・デメリット」について解説しました。

  • 職務給制度とは
  • 職能給との違い
  • 職務給のメリット
  • 職務給のデメリット

職務給、職能給にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあるため、自社に合ったものやどのような人材を求めているかに合わせて選択する必要があります。場合によっては、どちらかに偏るのではなく組み合わせたものにすることで、より自社に合った制度になります。賃金制度・人事制度でお悩みの方は一度専門家にご相談ください。

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