グローバル企業が採用するパフォーマンスマネジメントをわかりやすく解説

グローバル企業が採用するパフォーマンスマネジメントをわかりやすく解説

パフォーマンスマネジメントは最近生まれたものではなく以前から存在していたものですが、社会情勢やビジネス環境の変化のスピードに従来のマネジメントが対応できなくなってきたことから、パフォーマンスマネジメントが注文され見直しが行われ、グローバル企業を中心に多くの会社で採用されています。そこで今回は「パフォーマンスマネジメント」について解説します。

パフォーマンスマネジメントとは

パフォーマンスマネジメントとは、従業員一人ひとりの能力やモチベーションを向上させて、自主的に行動して成果を上げることように継続的にマネジメントする方法論です。従業員が目標を達成して成果を出すためにどのように行動すれば良いのかをマネージャーと一緒に考えて、具体的な行動と成果についてフィードバックと改善をおこないます。

MBO(目標管理制度)との違い

MBOは(目標管理制度:Management by Objectives)は、従業員が自分自身で目標を決めて自主的に取り組むことで従業員のやる気とモチベーションアップを促すためのマネジメント手法で、文章だけを読むとパフォーマンスマネジメントと同じように思えるかもしれませんが、大きな違いは従業員とマネージャー(上司)との面談の回数/頻度です。
MBOでは1年ごとにPDCAを繰り返しますが、パフォーマンスマネジメントでは1年ごとに限定せず、従業員が一定の成果を上げたらすぐにPDCAを行います。

パフォーマンスマネジメントの特徴

  1. パフォーマンスマネジメントは、上司と部下との間で定期的に面談や進捗確認を行い、目標達成に向けて一緒に考えてPDCAを進めていきますので、上司と部下のコミュニケーションを深めていくことができます。
  2. パフォーマンスマネジメントにおける面談は、未来についての話しをすることが目的で、過去の評価を行う場ではありません。上司は、目標達成に向けてどのように部下が成長すれば良いのかをマネジメントします。
  3. パフォーマンスマネジメントでは、数週間から1〜3カ月というスパンで面談を行い、上司から部下にリアルタイムにフィードバックします。

パフォーマンスマネジメントの導入メリット

  1. すごいスピードで変化する社会情勢とビジネス環境に対して、従来の年1回の面談とフィードバックだと柔軟な対応ができませんでしたが、定期的な面談/フィードバックを行うパフォーマンスマネジメントでは、変化に柔軟に対応することができます。
  2. 1年に1回の評価とフィードバックだと、自分自身の行動や成果に対する記憶も薄れており、従業員は評価に対する成長につながりにくいのですが、パフォーマンスマネジメントはリアルタイムに高頻度のフィードバックを行いますので、従業員は記憶が鮮明なうちに評価/フィードバックしてもらうことができ、評価への納得感と成長度が高まります。
  3. 上司の細やかなサポートがありますので、安心して業務に取り組むことができ、そのことが会社のモチベーションアップや会社への帰属意識の向上につながります。

パフォーマンスマネジメント導入時の注意点

  1. パフォーマンスマネジメントを導入するには、管理職(マネージャー)の意識改革が必要です。これまでのような過去に対する評価ではなく、未来の目標達成に向けて従業員を導くようなフィードバックを行うような意識を持つことが必要です。
  2. パフォーマンスマネジメントには管理職(マネージャー)のコミュニケーション能力が必要です。そのためにコーチング研修を行うなど、コミュニケーション能力向上のための学習が必要です。
  3. 従業員が迷わず安心して取り組むために、会社全体で取り組むという方向性を示して周知するとともに環境を整えることが必要です。

まとめ

このページでは「パフォーマンスマネジメント」について解説しました。

  • パフォーマンスマネジメントとは
  • パフォーマンスマネジメントが求められる背景
  • MBO(目標管理制度)との違い
  • パフォーマンスマネジメントの特徴
  • パフォーマンスマネジメントの導入メリット
  • パフォーマンスマネジメント導入時の注意点

パフォーマンスマネジメントは、従業員個人のモチベーションアップと成長を図りながら企業の業績アップにつなげることができるので、組織の活性化を図りたいのであれば、パフォーマンスマネジメント導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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