心理的資本(Psychological Capital)とは?

心理的資本(Psychological Capital)とは?【逆境に強い組織をつくる4つの要素(HERO)】

【定義】心理的資本(Psychological Capital、通称:PsyCap)とは、個人が前向きに課題に取り組み、困難を乗り越えて目標を達成するための「心のエネルギー(ポジティブな心理的状態)」のことです。経済的資本や人的資本と並ぶ、組織の重要な無形資産とされています。

変化が激しくストレスの多い現代において、社員のメンタルヘルスを保護するだけでなく、自ら逆境を跳ね返す強いウェルビーイングを実現するためのコアとなる概念です。


心理的資本を構成する4つの要素「HERO」

心理的資本は、開発・育成が可能な以下の4つの要素の頭文字をとって「HERO」と呼ばれます。

  • Hope(希望): 目標に向かって進む意志と、壁にぶつかった際に別の経路(代替案)を見つけ出す能力。
  • Efficacy(自己効力感): 「自分ならこのタスクを遂行できる」という自信。小さな成功体験の積み重ねで育まれます。
  • Resilience(レジリエンス): 失敗や逆境、大きな環境変化から立ち直り、さらに成長する回復力。
  • Optimism(楽観主義): 成功を自分の能力や努力によるものと捉え、失敗を一時的・部分的なものとして前向きに解釈する姿勢。

心理的資本を高めるマネジメント

社員のHEROを高めるには、挑戦を後押しし、失敗を許容する「心理的安全性」の確保が不可欠です。管理職は1on1等を通じて、結果だけでなくプロセスを承認し、社員の自己効力感を引き出すコーチング的アプローチが求められます。

\変化に強く、前向きに挑み続ける自律型組織の育成/

心理的資本は、個人の資質ではなく、適切なマネジメントと組織環境によって引き上げることが可能です。ヒューマンリソースコンサルタントでは、心理的安全性を基盤としたマネジメント研修や、社員のレジリエンスを高める組織開発プログラムを提供しています。

▶︎ ヒューマンリソースコンサルタントへ相談する

目次