エンプロイー・エクスペリエンス(EX)とは?【離職を防ぐ従業員体験の向上とジャーニーマップ】
【定義】エンプロイー・エクスペリエンス(Employee Experience、略称:EX)とは、従業員が企業で働くことを通じて得られるすべての「体験」や「経験」の総称です。採用候補者として企業と接点を持った瞬間から、入社、日々の業務、評価、そして退職(オフボーディング)に至るまでの感情や学び、満足度が含まれます。
人材の流動化が進む中、給与などの条件面だけでなく、働く中での「充実感」や「共感」を高めるEXの向上が、優秀な人材の定着(リテンション)において極めて重要視されています。
EXを向上させる「エンプロイージャーニーマップ」
EXを改善するためには、従業員の体験を「点」ではなく「線」で捉える必要があります。そのために有効なのが、従業員のライフサイクルを図式化した「エンプロイージャーニーマップ」です。
ジャーニーマップ作成の3ステップ
- ペルソナの設定: 「中途入社の若手」や「育休復帰後の女性」など、具体的な従業員像(ペルソナ)を設定します。
- フェーズの分割: 「認知・応募」「選考」「入社(オンボーディング)」「成長・評価」「退職」といった時系列に分けます。
- タッチポイントとペイン(課題)の特定: 各フェーズで従業員が抱く感情の起伏を可視化し、モチベーションが下がる「ペインポイント(例:入社直後に誰に質問していいか分からない等)」を特定して改善策を打ちます。
\「働きがい」をデザインし、長く活躍できる組織へ/
従業員体験の向上は、一過性の施策ではなく、組織全体のプロセスを見直す取り組みです。ヒューマンリソースコンサルタントでは、従業員のリアルな課題を可視化するジャーニーマップの作成から、エンゲージメントを高める制度改善までを総合的にサポートします。

