フェムテック・メンテックとは?

フェムテック・メンテックとは?【更年期や不妊治療による離職を防ぐ最新の福利厚生】

【定義】フェムテック(Femtech)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、生理、妊娠、不妊治療、更年期など女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決する製品やサービスのことです。同様に、メンテック(Mentech)は男性特有の健康課題(男性更年期、AGA等)を解決するサービスを指します。

近年、これらのサービスを「福利厚生」として企業が導入し、従業員が抱える健康上の悩みをサポートすることで、望まない離職を防ぎ、組織全体の生産性を高める取り組みが急速に広がっています。


福利厚生としての導入が求められる背景

月経随伴症状や更年期障害による体調不良は、当事者にとって深刻な問題であるにもかかわらず、職場では「言い出しにくい」タブーとされがちでした。その結果、本来のパフォーマンスが発揮できない(プレゼンティズム)状態が続いたり、キャリアを諦めて退職してしまったりするケースが後を絶ちません。企業が主体となって支援窓口を用意することは、ダイバーシティ推進の強力なメッセージとなります。


企業における導入施策の具体例と注意点

1. オンライン医療相談とサポートアプリの提供

産婦人科医や専門のカウンセラーに、スマートフォンから匿名でチャット相談できるサービスを法人契約で導入します。これにより、通院のハードルを下げ、早期のケアに繋げます。

2. 休暇制度と柔軟な働き方の連動

サービスの導入だけでなく、不妊治療と仕事を両立するための「特別休暇」の創設や、体調不良時に気兼ねなく利用できるテレワーク・フレックスタイム制の整備をセットで行うことが実効性を高めます。

3. プライバシーの保護とリテラシー教育

健康に関する情報は極めてセンシティブです。利用状況が人事評価に影響しない仕組みを担保しつつ、全管理職に対して健康課題に関するリテラシー教育を実施し、制度を利用しやすい心理的安全性の高い職場風土を醸成します。

\誰もが心身ともに健やかに、長く活躍できる職場づくりへ/

健康課題の支援は、福利厚生の充実であると同時に、企業のリスクマネジメントでもあります。ヒューマンリソースコンサルタントでは、従業員のニーズに合わせた両立支援制度の設計や、ハラスメント防止規定の改定など、ウェルビーイングを高める組織づくりをサポートします。

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