そもそも昇給とは?昇給の種類について解説

そもそも昇給とは?昇給の種類について解説

会社に勤務している会社員にとって嬉しい言葉の一つ「昇給」は、就職活動を行なっている大学生/求職者にとっても気になる言葉だと思いますが、そもそも昇給とは何なのでしょうか。そこで今回は昇給について解説します。

昇給とは

昇給とは、勤続年数や昇格に応じて賃金が増えることで、日本では毎年決まった時期に仕事の業績や能力に関わらずに昇給する「定期昇給制度」が一般的ですが、中には不定期に昇給が行われる会社もあります。

昇給の種類

昇給というと「定期昇給」のことをイメージすると思いますが、実は昇給にはさまざまな種類があり、企業によってどの昇給制度を導入しているかは異なります。

定期昇給毎年決まった時期に定期的に行われる昇給
臨時昇給業績が良いときなどに臨時で不定期に行われる昇給
自動昇給仕事能力や実績に関係なく年齢や勤続年数に応じて定期的に行われる昇給
考課昇給本人の成果や成績に対する評価で応じて行われる昇給
普通昇給仕事能力の向上など、一般的な理由に応じて行われる昇給
特別昇給特別な実績を上げたり特別な職務に就いたりするなど、特別な理由に応じて行われる昇給

定期昇給とは

定期昇給とは、企業が決めたタイミング(時期)に行われる昇給のことです。昇給時期は企業によって違いますが、年一回の場合は4月、年二回の場合は4月と10月に行われる企業が多いです。

「昇給=賃金が上がる」ことですが、具体的には基本給が上がることを意味します。
また、定期昇給は必ず昇給するわけではなく、会社の業績によって昇給するかどうかが決まりますので「会社の規定により定期的に昇給の機会がある」という捉え方が正しいです。
さらに「定期昇給=年功序列」と決まっているわけでもありません。企業によっては賃金規定の中に「仕事の成果に応じて昇給額が決まる」と記載されていた場合、年齢に応じた昇給が実現しないこともあります。

定期昇給とベースアップ(ベア)の違い

ベースアップ(ベア)とは、基本給(ベース)の水準がアップすることです。
定期昇給は年齢や勤続年数など「個人」に紐づいた昇給ですが、ベースアップは企業の業績に応じて従業員全員が一律昇給します。例えば企業が「基本給1%ベースアップ」を決定すると、従業員全員の基本給が一律1%上がりますので、基本給20万円の人は20万2,000円に、基本給50万円の人は50万5,000円に、それぞれ基本給が上がることになります。

まとめ

このページでは「昇給」について解説しました。

  • 昇給とは
  • 昇給の種類
  • 定期昇給とは
  • 定期昇給とベースアップ(ベア)の違い

昇給には定期昇給、ベースアップなどいろいろな種類があり、どの昇給を導入するかによって従業員の満足度やモチベーション等が変わってきますので、自社に合った昇給を導入するために、人事制度の専門家に相談してみるのも一つの手だと思います。

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