MBB

MBBとは「Management By Belief」のことであり、「思いのマネージメント」と言われる経営手法の新しいコンセプトです。
このコンセプトは、成果主義の限界を感じた一橋大学名誉教授の野中郁次郎氏らによって、日本企業らしいイノベーションのあり方に寄与する日本初のマネジメントを創造したいという想いから作り出されました。

内省(セルフコーチング)によって個々の思いを明確化し、自分や組織の高い志を生み、仕事に反映するための自律的なマネジメントとコミュニケーションの仕組みです。
それため、MBBは単なる人事評価制度の手法ではなく、MBO「Management By Object(目標管理制度)」に代わるものでもないとされています。

MBB評価の4つポイント

1. 思いを育む

  • 顧客への思い、会社への思い、問題意識
  • 商品やサービスへの思い入れ
  • 勉強会やセミナーの実績 など

2. 思いを表出化する

  • 思いを自分の言葉で表現しているか
  • その表現にメッセージ性があるか
  • 事例等をもとに具体的に説明できるか など

3. 思いを正当化し実践する

  • 自分の思いが業務へ落とし込まれているか
  • 課題整理ができているか など

4. 思いを共有する

  • 部下や周囲の人と話し、意見交換して思いを高め合っているか
  • 自分の思いに共感してくれる人は増えたか など

以上4つのポイントで評価することで、一人ひとりが仕事への熱い思いを持ち、自分の夢や問題意識をもって仕事と向き合い、組織を変えていく人材になることを目指します。
そして、BMOとBBMを上手く組み合わせることで、成果や業績(BMO)の目標に対し、思い(BBM)を持って主体的に仕事に取り組めることが期待されます。

また、現在の人事評価制度にBBMを新しく組み込む場合には、BBMの評価結果は給与ベースに反映し、MBOの成果は従来通り賞与に反映すると良いとされています。