採用活動のこれまでとこれから~企業に求められる変化~

採用活動のこれまでとこれから~企業に求められる変化~

2020年に卒業する学生向けの会社説明会が、いよいよ3月1日解禁となりました。
2018年の10月に経団連が就活ルール廃止を決定したのは記憶に新しい出来事ですが、今月から始まる2020年卒採用を最後に、現行就活ルールの廃止が決定しています。
1953年にスタートし、以降約70年間続いてきた”就活”のルールがここで廃止となり、今後は政府主導のルール作りに代わります。

発表以降飛び交っている議論としては

<賛成意見>
学生 ・・・ 「単純にチャンスが増える / 実際の形骸化に制度が追い付いた」
企業 ・・・ 「早期に人材確保が可能になる」

<反対意見>
学生 ・・・ 「期間が長くなる可能性が高く、学業との両立が不安 / 結局暗黙のルールが台頭するだけでは」
企業 ・・・ 「内定辞退者増加の恐れがある / 中小企業に不利/採用活動の長期化でコストがかかる」

など、今後の変化を見越した様々なものが見受けられます。

専門家の意見としては、経済同友会の小林喜光代表幹事が、昨年開かれた会見にて政府主導のルール策定を主導することについて支持する姿勢を示した上で、上場企業が順守すべき企業統治指針(「コーポレートガバナンス・コード」など)の見直しを通じ、ルールを守らない企業への投資を投資家が敬遠するような環境整備が必要だと指摘しました。

学生から見れば「就職活動」、企業から見れば「人材確保手段」ーーー
立ち位置こそ違いますが、ルールの廃止で感じている不安や焦りは同じじゃないでしょうか。

来年の今頃、「就職活動」はどんな様相を呈しているのでしょう。

代表 猪基史から一言

新卒採用は企業の長期戦略において核となる人材の確保、育成の観点から非常に重要な位置づけです。
この度の採用指針の見直し、廃止をポジティブにとらえると、企業、学生の双方が互いにマッチした相手と時間をかけてじっくりと出会うことができる、本当の採用活動、就職活動に取り組めることになるのではないでしょうか。

しかしながら、従来通りの採用活動を行っていては、そうしたポジティブな効果を得ることはできません。
リクナビ、マイナビへ登録し、何とか合同説明会へ参加をしたとしても十分な母集団形成をつくることができない。
また、企業説明会を小規模化し、回数を増やし、週末や夕方といった時間帯に変更したとしても面接へつなげる確率は思ったほど伸びない。
インターンシップを開催しても集客が十分にできない。。

採用活動は学生向けの営業活動です。

相手のニーズを理解し、ニーズに対するソリューションとして商品・サービスを提案する。
採用担当者は長期化し、負担がますます増えることが予見される次年度以降の採用活動において、唯一無二の正解はありません。

そこで、
・新入社員に自社を選んだ理由や採用活動の内容、魅力を感じた他社の企画等について聞かれていますか?
・聞かれていたら、その内容を採用活動に展開していますか?
お客様である学生のことを理解すれば、これからの採用活動に対するKFSが見えてくるのではないでしょうか。